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いなべん(田舎弁護士) みのる弁護士法律事務所  「的外れ 2008年2月号より」

2017.04.26

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いなべん(田舎弁護士) みのる弁護士法律事務所 

 

「的外れ 2008年2月号より」

どうしたら続けられるのでしょうか?――挫折しがちな食事療法③

そのことを知ってもらいたく、私達は本を書き、講演をして歩いています。来月(平成20年3月)には、健康で、長生きするための本『食事療法は、奇跡の療法――生活習慣病は、自分で治す』の完全版を発刊します。是非お目を通して、食事療法を実行して下さい。

 

食事療法を続けるためには、危機感を持つことの他に達成感を楽しむことがよい方法だと思います。

食事療法と運動療法で飲み薬の量を減らす達成感。インスリンを注射する単位を少なくする達成感。ついには、飲み薬も注射もいらなくなったときの達成感。

これはもう、生まれ変わったような爽快感です。すっきりと爽やかで、こんな気持ちのいいことはありません。

 

「毎日1時間ウォーキングをしよう」とか、「1ヶ月に1kg減量しよう」というような目標を立て、それを成し遂げたときの達成感は更なるやる気を起こさせてくれます。目標を立て、達成感を満喫することは、食事療法を続けるために危機感を持つことと両輪となって食事療法を続けさせる原動力になると確信しています。

 

食事療法を挫折しないで続けるためには、食事療法をする人の危機感と達成感が必要だと述べましたが、これは食事療法をする人の心の問題ですが、それとは別な視点から、「どうしたら食事療法が続けられるのか」ということについて簡単に触れてみます。

それは、「食事療法のハードルを低くする」ことです。つまり、食事療法を誰もが気軽にできるようにすることです。

誰もが気軽にできるのであれば、意思が強い人でなくても、心が強い人でなくても、QOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)がそれほど高くなくても、食事療法は続けられることになります。

 

私達夫婦に寄せられた感想文の中には、「奥さんが偉い」とか、「奥さんが大変ですね」とか、「奥さんに感謝しなければなりませんね」などという内容のものもたくさんありました。

「先生は意思が強いからできる」という感想文の次に、この感想文が圧倒的に多かったのです。

 

 

 

どうしたら続けられるのでしょうか?――挫折しがちな食事療法④に続く。

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