体の酸化を防ぐ抗酸化ビタミン

2017.08.29

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抗酸化物質にはいくつか種類がありますが、今回抗酸化ビタミンと言われるビタミンA, C, Eについて紹介します。3つをつなげて書くとACE(エース)になるので、ここからは抗酸化のエース・ビタミンと呼ばさせていただきます。

 

■ ビタミンA

ビタミンAは、レバーやホタルイカなどに多く含まれています。また緑黄色野菜(ニンジンやほうれん草、かぼちゃなど)に豊富なカロテノイドは、体内でビタミンAに変わりますので、このような野菜類は積極的に摂りたい食材です。

 

ビタミンC

ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。特にピーマン、唐辛子、キャベツ、レモンなどの柑橘類などに豊富です。注意点としては、ビタミンCは水溶性なので加熱調理をすると煮汁などにビタミンCが溶け出してしまいます。煮汁も残さず食べるようにするとよいでしょう。

 

ビタミンE

ビタミンEはいくらやすじこといった魚卵、アーモンドなど堅果類、オリーブオイルなど油脂類に多く含まれます。脂溶性のビタミンで、細胞膜の酸化を防ぐ重要な役目があるとされています。

 

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これらのビタミンA,C,Eはそれぞれ単独でも抗酸化作用があるのですが、組み合わせると更に抗酸化力が高まるという特徴があります。特にビタミンCとビタミンEの相乗効果は高く、酸化されてしまったビタミンEをビタミンCが再生してくれるのです。これらをバランスよく摂ることを心がけることが大事ですね。

 

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