塩分と上手に付き合おう

2017.10.31

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「人間は水と塩があればしばらくは生きてゆける」とも言われますが、現在は塩分の取りすぎが生活習慣を招くとして、食事中の塩分摂取量をなるべく減らす方が良いといわれ、塩には「摂り過ぎると高血圧になる」という悪役のイメージがあります。

 

しかし、塩には細胞の新陳代謝を促し、また胃液の塩酸となって消化作用を助け、神経や筋肉の興奮を整えるなどの人間の生命に関する重大な役割があり、塩は人間の体にとって無くてはならないものです。

 

食塩は、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)の化合物で、塩化ナトリウム(NaCl)と呼ばれ、「ナトリウム=食塩」ではありません。ナトリウムは、必須ミネラルのひとつです。しかし、過剰摂取など気をつけるべき点もあります。

食塩過多では高血圧の人が多い傾向があり、胃がん、心臓の病気やタンパク尿を悪化させる可能性があることは分かっています。

 

逆に、極端な減塩では、朝起きれない、無気力になる、肌荒れを起こしやすくなるなど、新陳代謝が弱まってしまうことが関係しています。

 

摂り過ぎはもちろんいけませんが、摂らなすぎもダメ、ということですね。

 

 

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