長生きを楽しむコツー 解放金ってなに?

2018.08.27

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 〇 解放金とは わずかでも 捨てるが如く

     使いたし そんなお金が あれば楽しく♪

        平成26年10月10日 青空浮世乃捨

 

 年金受給額は、標準世帯で月約21万8,000円というデータを見ました。アベノミクスで、大企業は景気が回復したとしても、物価が上がり、消費税が上がっては、年金生活をしている年寄りにはたまりません。毎月決まって入ってくる金は、食費、光熱費、医療費等々、行き先は決まっています。そこに振り分けてしまうと、残はありません。足りないくらいです。大企業は景気がよくても、株価が上がっても、年金生活をしている身には何のメリットもなく、余裕など生まれません。臨時収入のように少々収入が多めにあっても、あればあったで行き先ができ、そこにも振り分けたら、残は出ないのです。必ず使途があるのがお金です。万が一に備えて、少しでも残しておきたいと思います。保険もかけておきたいと思います。 「御足」とはお金の別称です。押さえつけておかなければ、足がついていますから、どこかへ勝手に行ってしまうのです。「捨てるが如く使える金」など、出てくるはずはありません。そこで、金が入ったら、まずはじめに入金額の10%でも5%でもまず削っずてしまい、ないものとして押さえてしまうのです。足が付いてどこかに行く前に、押さえつけてしまうのです。その残を必要な支払いに振り分けるのです。削って、押さえていた分は、捨てるが如く使いたいのです。「捨てるが如く」というのは、どうしても払わなければならないというイヤイヤ義務で払うのではなく、「払わなくともよいが、『やってやりたい』という一心で使うもの」です。

これを「解放金」と呼ぶことにします。解放金というと、人質を解放してもらうための金のように思われますが、ここで言う「解放金」は、「解放日」と同じような使い方です。「何に使ってもよい金」という意味です。「制約から解放された金」という意味です。解放金は、孫に使いたいのです。お世話になっている方に使いたいのです。「解放日」を、「解放弁当」を楽しむように、少しだけでも年金を「解放金」として楽しみたいのです。

 

弁護士 千田 實 氏(ちだ みのる)
みのる法律事務所 所長

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