ストレスに対抗する栄養素

2017.04.03

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4月に入り職場やお住まいなどがかわって新しい環境での生活をスタートされている方も多いのではないでしょうか。

そんな時に気を付けたい「ストレス」のお話です。

 

ストレスとは

 

ストレスとは、外部からの刺激などによって体の中で起きる反応のことです。そしてその原因となる刺激のことをストレッサーと言います。

私たちのこころや身体に影響を及ぼすストレッサーには、普段ストレスの原因と言っている人間関係や仕事上の問題だけでなく、暑さや寒さも含まれます。季節の変わり目で寒暖差が激しく、さらに生活面でも大きな変化が表れやすい4月は特にストレスを感じやすい月かもしれません。

その時に身体が必要とする栄養素をご紹介します。

 

ストレスに対抗する栄養素

 

ビタミンC

ストレスに対応するため、身体はエネルギーを必要とします。その時に作られるホルモンにビタミンCが使われるため、血中のビタミンC濃度が低下してしまいます。

→ビタミンCを多く含む食品:野菜 果物

 

ビタミンB群

ビタミンCと同様に、エネルギーを生み出す際に必要なビタミンです。このビタミンが足りないと疲れやすくなったりすることもあります。

→ビタミンB群を多く含む食品:肉 魚 豆製品 野菜 乳製品

 

カルシウム

カルシウムには脳神経の興奮を抑える働きがあります。血液中のカルシウムが不足すると貯蔵庫である骨から血液中に溶け出して一定の濃度になるよう調整していますが、カルシウムを摂らずに血液に溶け出すばかりだと骨粗鬆症などのリスクが上がるため注意が必要です。

→カルシウムを多く含む食品:乳製品 豆製品 小魚類 海藻類

 

マグネシウム

カルシウムとマグネシウムは血液中に2:1のバランスで存在しており、これが崩れると神経の興奮が抑えられなくなり、イライラ感、抑うつ感などのストレスが生じます。このことからカルシウムとマグネシウムは”抗ストレスミネラル”と呼ばれています。

→マグネシウムを含む食品:豆製品 海藻類 種実類 魚介類

 

 

このように、ストレスを感じているときに必要とする栄養素は色々な食品に含まれていることがわかります。普段からの食事で様々な種類の食品を摂ることを心掛けて、ストレスに負けない身体づくりができると良いですね。

 

メディカルフードサービス

 

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