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いなべん(田舎弁護士) みのる弁護士法律事務所  「的外れ 2008年3月号より」

2017.06.13

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食事療法は、生活習慣病のステージがどの段階まで進んでいるかによってその具体的内容は変わってきますが、今回は、食事療法の基本中の基本である「カロリー制限」について述べてみます。

カロリー制限は、肥満防止の基本です。肥満を解消すれば、生活習慣病はそのスタートラインで予防ができ、効果も高ければ食事療法のやり方も簡単で済みます。

今回は、食事療法のスタートラインである肥満防止とその具体的方法であるカロリー制限について、そのめやすとなるおおよその基準を示しますので、以下で囲った部分は、九九を覚えたときの要領で反復して自分に覚え込ませて下さい。

そのめやすをもとに、自分の食べ方を決めて下さい。そうすれば、生活習慣病の第1ステージである肥満防止はできると確信します。1.あなたの理想の体重は何kgでしょうか? 理想の体重は 「BMI22」と言われています。BMIというのは「body mass index:ボディ・マス・インデックス」の略語で、世界共通の「体格指数」です。こ のBMIは22が理想体重と言われています。

 

 BMIの算出方法は 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

 

私の場合は、体重が58kg、身長が163cmですので、58(kg)÷1.63(m)÷1. 63(m)=21.8となります。これですと、次に述べる理想のBMI22にほぼ近い数字であり、私の現在の体重は理想体重になっているということです。 

 

あなたの理想体重を算出するには、あなたの身長(m)×身長(m)×22とい う計算式になります。あなたが身長170cmの場合、1.7(m)×1.7(m) ×22=63.58kgとなります。

 

自分の身長がわかれば、この計算式で自分の理想体重はすぐに算出できます。もう一度言いますと、理想体重の算出方法は、身長(m)×身長(m)×22という計算式です。ですから、自分の身長さえわかれば、自分の理想体重は簡単にわかります。理想体重はBMI22ですが、あなたのBMIがいくつになっているかは、前述のとおり体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出できます。 BMI18.5~25までは標準的であると世界共通に言われています。ですから、BMIが25を超えたら、明らかな肥満ということになります。 出浦先生をはじめ食事療法を提唱している専門家は、「BMIを22とするのが理想的である」とアドバイスしています。私は、出浦先生の指導により、1年間でBMIを25.6から21.8まで下げることに成功しました。体重にすると、68kgから58kgに減量しました。 食事療法を実行するためには、まずあなたの理想体重を知らなければなりません。

 

私は出浦先生の診察・治療を開始した時点で、10kgほど理想体重より太っていました。そこで、10kg減らすための食事療法を試みました。1年間で目標を達成しました。その結果、BMIは理想となりました。そうしたら、20年以上も薬物療法をしていた糖尿病、高血圧、高脂血症などの状態が改善され、薬も注射もいらない状態となりました。 食事療法をしようとする方は、まず自分の理想体重を算出して下さい。そして、現在の体重がその理想体重より何kgオーバーしているかを確かめて下さい。そのオーバーしている分を下げるための努力をして下さい。それが食事療法の第一歩です。

 

 

理想の体重とカロリー摂取量⑥につづく。

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