高齢者が食べやすい食事―自分にあった食形態を選びましょう

2018.02.23

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加齢に伴う、ものを食べるために必要な「噛む力」や「飲み込む力」が衰えることで低栄養につながります。食事をするためには、噛む力や飲み込む力(摂食・嚥下[えんげ]機能)が必要です。高齢者の低栄養を招く要因の中で大きいのは、この摂食・嚥下機能の低下です。

そんな高齢者のために、食べやすく調理法を工夫したり、形態を調整したりした食事が「介護食」です。「咀嚼嚥下食(そしゃくえんげ食)」とも呼ばれており、いくつか種類があります。

咀嚼機能や、嚥下機能に合わせて適切な食事形態を選ぶことで、誤嚥や食事中にむせてしまうこと等を防げるだけでなく、自分の力で食事をすることをサポートできます。

高齢者の方それぞれの体調や食べる能力に応じて、「刻み食」「軟菜食(ソフト食)」「ミキサー食」「嚥下食」「流動食」などさまざまな形態があります。やわらか食もそのひとつです。

安全においしく食事を摂るために、介護食は食べる人に合ったものを選ぶ必要があります。

~つづく~

メディカルフードサービス

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