血糖コントロールするための間食を食べるタイミング
2019.06.10
■ 間食が我慢できないときの方法
間食は食べ過ぎると血糖が上がる!と分かってはいるけど、なかなか我慢できない、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。そのような方に、ストレスを少なく間食を控えるコツと間食を食べるタイミングについてご紹介します。
・小袋サイズのものを購入し食べる量を決める
大袋のお菓子ですと、なかなか手が止まらないなんてことありませんか。小袋ですと「食べきったら終わりにする!」など、お菓子に伸びる手を止める理由ができますよね。
・お菓子を食べたら体をいつもより動かす
お菓子に含まれるショ糖は食後に血糖値を上昇させます。そこで血糖値がはやく下がるように、身体を動かし、糖を消費しましょう。
・無糖のお茶とゆっくり食べて満腹感と満足感を得る
温かいお茶などを一緒に飲むことで、満腹感を得て、お菓子の食べ過ぎを防止!
・食後は早めに歯磨きをしてしまう
歯磨きをしたから、食べるのはやめよう!とお菓子に伸びる手を止める理由を作りましょう。
・栄養表示をみる
あまりにカロリーが高いと食べるのをやめようかなという気持ちになりませんか。
糖尿病の方ですと、管理栄養士から「間食禁止!」の指導を受けたことがある方もいるかと思います。ですが、いきなり絶対食べちゃダメ!と言われても中々難しいですよね。自分の中でルールを決めてストレスを少なく継続できる方法を考えてみましょう。
■ 間食を食べる時間とタイミング
もう一つ工夫できるのが間食を食べる時間帯とタイミングです。
同じ量を食べていても、いつ食べるかによって栄養状態は大きく変わってきます。例えば朝食を8時、おやつを10時に食べると、血糖が下がりきらないうちにさらに上がってしまうことになります。
これを食後3時間以上あければ血糖値への影響は殆どありません。ただ、糖尿病の方ですと基準値内に下がりきらない場合があるので注意。
また、夕食後におやつを食べてしまうと、活動量が少ないため、血糖が高いまま就寝することになりそのまま下がりきりません。そのため、夕食後は一番おやつを控えたい時間帯といえます。
間食を食べるタイミングとしてオススメなのは・・・
・昼食と夕食の間 食後3時間あけやすいタイミング
・就寝前など体を動かさなくなる前に食べると血糖が下がりにくいので、運動など活動する前(日中)に食べる
・朝食後や昼食後に食事の一部として食べる(血糖が上がる回数を一定にできる)
どうだったでしょうか。間食の内容や量が変えられないという方はまず食べるタイミングから見直してみませんか。
MFSカロリー制限食やMFS糖質制限食は、糖尿病や血糖値を気にしている方・ダイエットをしたい方にお勧めのお食事です。
情報提供元:メディカルフードサービス 管理栄養士