尊敬する医師2人 MFS通信 第20160814号

2016.10.18

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私は最近、尊敬できる医師2人を知りました。
1人は、出浦照國先生です。もう1人は、近藤誠先生です。出浦先生は、現在の私の主治医を担当して下さっています。現在は昭和大学医学部客員教授で、食事療法の分野においては日本一の先生と言われている方です。

私が先生と初めてお会いしたのは、平成17年7月19日でした。それから毎月1回、先生に指導を受けています。先生から指導を受けて約半年後の平成17年12月20日の診察においては、先生から「もう薬は必要がない状態になった」と、太鼓判を押されました。
 それまで、糖尿病や血圧の薬をはじめ、一度に飲みきることができないほどの多量の薬を飲んでいましたが、それがいらなくなったのです。平成14年の1月からインシュリンの注射もしていましたが、それも全くしなくてよくなりました。

先生は 「薬を使わないで治すのが本当の治療だ」と言います。ニッコリ笑って、
「それでは医療機関は儲からないがね」と付け加えました。

 先生は 「薬には副作用がある。やむを得ず使うことがあるが、長く使えばマイナスが必ず出てくる」とも言っています。

 先生は、私と初めて会った時に 「2人で試行錯誤してみましょう」と、言ってくれました。試行錯誤とは 「いろいろとためして、失敗を重ねながらも、しだいに適切な方法を見つけていくこと」という意味です。出浦先生と言えば日本一の先生ということは知っていましたので、その先生が「2人で試行錯誤してみましょう」と言われたときは、涙が出るほど嬉しくなりました。そして、この先生の指導に従おうという固い決心が湧いてまいりました。
 1ヶ月に1回の診察ですが、診察を受けるごとに 「劇的に改善されている」と言っていただきました 「米旨し 野菜も旨し ダイエット」という駄作の川柳の解説の中でも触れていますが、出浦先生から指導を受けるようになり、

半年間の間で11~12kgの減量に成功しました。

 先生は、ご自分のことを自慢するような素振りは見せませんが、先生の理論が間違いないことに、強い確信を持っておられるようです。
先生は 「体質が変われば、人生が変わる」とも言われました。確かに、私の人生は、先生にお会いして変わりました。体力に自信をなくし 「もう年だから」と何事に対しても消極的になっていましたが、先生にお会いしてからは、どんどん意欲的になってきました 「日本一の田舎弁護士になろう」などと思うようになりました 「日本一の田舎弁護士」というのは少し抽象的すぎますので、具体的目標を「日本一、出版物の冊数の多い弁護士になろう」としました 「少なくとも100冊は出版しよう」と思うようになりました。このような気持ちになれたのも、出浦先生に出会えたからです。

 良き医師と出会えることは、幸運という他に言葉が見つかりません。私は、平成17年は病気が悪化して一時は沈み込みましたが、出浦先生にお会いでき、浮かび上がりました。その思いを川柳にしたのが 「 それぞれに あったね一年 浮き沈み」です。

誰にも浮き沈みはあったと思いますが、平成17年の私は、それを特に強く感じた1年でした。出浦先生、本当にありがとうございます。
 
*みのる法律事務所便り「的外」第186号 平成18年1月より抜粋 著 千田 實 弁護士  

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