日本最古の糖尿病患者

2016.10.18

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題名通り日本最古の糖尿病を患っていた歴史上の人物の小話です。様々な資料から確実に糖尿病であったであろう歴史上の人物で、日本最古の人物は「藤原道長」という人物です。平安時代の中頃、10世紀後半〜11世紀前半の人で天皇に仕えた(娘4人も天皇に嫁がせ裏から操っていた)貴族で政治家です。この方の資料、『小右記』や『御堂関白記』には「口が渇きやたらと水を飲む」や「二、三尺相去る人の顔も見えず」など、糖尿病の代表的な症状がみられています。遺伝的に血の繋がった家族で兄や叔父にも同じ症状があったと言われています。

このころの日本は現代に比べ質素とはいえ、貴族のトップだとやはり贅沢な内容であったでしょうし、(他の貴族、四条家には四条流包丁術と呼ばれるグルメ記録も残っている)またお酒好きでお酒も現代と違い大量の糖分を含む、甘い濁り酒だったと言われています。これらの状況証拠により、日本糖尿病学会より糖尿病であったと診断されています。まだまだ糖尿病が疑われている歴史上の人物はいます。

織田信長、エジソン、バッハ、北原白秋、夏目漱石 etc.

現代では医療の発展とともに糖尿病の初期段階で診断ができますが、未だに根治することができない病気でもあります。

食事・運動・薬で悪化は防げます。食事に関してメディカルフードサービスでは栄養相談の電話を承っております。

 

メディカルフードサービス

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